2023年3月5日 剪定と消毒
桜のてんぐ巣病と百日紅のすす病が発生しました。剪定と消毒で対処しました。
今年も桜と百日紅の🌸が綺麗に咲くと思います。
被害の発生状況
カビの一種が原因で発生する伝染病で、病気にかかった枝についた葉の裏面に
形成された病原菌の胞子が、空気中に飛んで感染していきます。感染すると枝
が異常に発生して、花が咲かなくなる病気です。放置しておくと感染した枝は
やがて衰弱し、枯死してしまうそうです。
出典 日本花の会
防除方法・予防方法
現時点では薬剤での防除方法が確立されていないため、病巣部を切除するしか
有効な対策はありません。作業は落葉期間中に行う必要があります。
百日紅のスス病
葉の表面に煤煙をかぶったように付着している黒いスス状のかび(菌糸体)で、
アブラムシ類やカイガラムシ類など、吸汁害虫が寄生することによって、それ
らの排泄物が栄養源となり繁殖するのが特徴です。葉の内部まで病原菌が侵入
することはありませんが、葉面は太陽光が遮られて光合成作用が低下するととも
に、著しく美観が損なわれることになります。
出典 タキイ
対策としては、害虫の駆除なしでは防ぐことができませんが、まず害虫の発生
を最小限に抑えるため、樹を放任せず、適正な剪定を行い、通風と採光を図る
ことが大切です。
0コメント